脳が言葉を取り戻すとき―失語症のカルテから (NHKブックス)
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科学的な話と実例のバランスがいい
大きな助けと希望となる
失語症についての最高の入門書
リハビリ協力者の入門書としてオススメ
発売日:1998-11
ランキング:56784位

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「脳が言葉を取り戻すとき―失語症のカルテから (NHKブックス)」のレビュー・感想

【科学的な話と実例のバランスがいい】
失語症に関する脳科学的な話と、
実際の症例の話がバランスよくあって、
両方のことを合わせて理解することができました。

失語症は単純に言葉を失うというイメージだったけれど、
そんな簡単なものではなかったんですね…。

【大きな助けと希望となる】
非常に為になる本であった。

昨年秋に父が脳内出血で倒れ、右半身の麻痺と失語状態に陥った。家族や親戚が色んな心配をし、色々な試みや試行錯誤をしてきたが、脳の中身が見えないだけに失語という状況とどう向かい合えば良いのかはまさに手探り状態だった。

第一部「脳が言葉を失うとき」では、失語という状態では何が失われているのか、脳の言語解析プロセスから説明してくれる。

障害を受けた脳の部位によって現れる症状は様々であり、「聞く」「読む」「話す」「書く」という言語プロセ...

【失語症についての最高の入門書】
失語症についての一般向けの入門書でありながら、内容は極めて充実していてレベルも高い。言語を使う際の生物学的なメカニズムをはじめ、失語症の原因、症状、治療、予後、患者との共生などを満遍なく具体的にかつかなり立ち入って解説する。特に、実際の患者の経験を非常に詳しく紹介したことで、失語症をぐっと身近に感じることができ、毎日当たり前のように使っている言葉の不思議さ、複雑さと有り難さをつくづく痛感させられ、また自分の生き方、自分と言語との関り方も改めて問われているような気がする。失語症患者への著者達の...

【リハビリ協力者の入門書としてオススメ】
この本は、読みやすいです。
難しい言葉を極力避け、図式や具体例が多いので
失語症の知識が全く無くても すんなり読むことが出来ました。
また、特に言語リハビリに関する情報がとても豊富でした。
安易に行ったリハビリの失敗例なども紹介されていて、大変実用的です。
私は今、介護する立場にある者ですが、
この本には よく助けてもらえます。