誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか
「誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか」のレビュー・感想

【ベイズ的思考の基本を押さえてから読むと良書。】
本書の内容は、基本的には以前から「clinical decision making」と呼ばれる分野であり、要するに意思決定科学を臨床に応用するハナシである。この領域は、疫学や統計学の用語問題が存在するために、また各領域の先達が個別に和約して本邦に紹介したために、体系だてられた内容の良いテキストが存在しなかった。
本書を読もうと思う人は、本書以前に統計学をすこし復習することをお勧めする。特に、ベイズ的考え方の基本は抑えてから読んだ方が格段に理解が深まるはずである。可能であれば統計学的な意思決定理論の大枠を理解...

【勉強になります】
診断にはいくつか種類があると言う事が書かれていて知識の整理になりました。
関節痛の人が来ていて、例えば化膿性関節炎と診断されれば、他の診断は否定して良いでしょうが、下血の人に内痔核があっても大腸ガンは否定できない等と言う事が体系的に書かれてあります。
この先生の講義を直接伺って、この本の存在を聞きました。是非お勤めの病院へ見学に行きたいのですが、、、、遠いもので、、、、

【初期研修医】
鑑別診断の上げ方や思考のプロセスを書いてくれていて、短時間で読むのにいい本であると
思う。できれば、学生のうちにこの思考のプロセスを身につけておくと、実際臨床に出てからは
為になると思う。臨床に出てから読むと少し物足りなさを感じるかもしれないが、読み物としてざぁっと読むのにはいいかもしれない。

【「診断とは何か」が、やっとわかった(気がする)】
今まで「診断する」ことが、何なのかがわからないで苦しんでいましたが、この本を読んですっきりしました。これで診断力がついた訳では無いですが、大学でこの本の内容の授業があったらどんなに助かったか、と思います。
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